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ドジャースに批判殺到!?

もうすでに来週2月9日からスプリングトレーニングが始まろうとしている。そして2025年3月18日から始まる「東京シリーズ」を皮切りに今年のレギュラーシーズンがいよいよ開始。ただ最近世界の多くの野球ファンはドジャースの選手獲得手法に不満を感じているという。実は私もその一人だ。

2023年12月、大谷翔平選手が97%を契約期間後に受け取る北米スポーツ史上最大となる10年間総額7億ドル(約1,085億円。1ドル=155円換算。以下同)の後払い契約を交わし、そのため同月オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指した、山本由伸選手とドジャースが12年総額3億2500万ドル(約504億円)で契約を結ぶことができた。

ドジャースがムーキー・ベッツ(32)、フレディ・フリーマン(35)、ウィル・スミスにも同様の手法を用いていたどころか、この2024年オフシーズンにも2度サイ・ヤング賞を獲得した左腕ブレイク・スネル(31)との約3分の1を後払いする5年総額1億8200万ドル(約282億円)の契約、ナショナル・リーグ優勝決定シリーズMVPのトミー・エドマン(29)との約3分の1を後払いする5年総額7,400万ドル(約115億円)の契約を交わした。その上リリーフ投手タナー・スコットと約3分の1を後払いする4年総額7,200万ドル(約111億円)の契約を交わした。「USAトゥデー」、「ニューズウィーク」などが元メジャーリーガーらのコメントを使ってドジャースをバッシングするのも当然ですね。

後払い契約は年俸総額が一定額を超えた球団が「ラグジュアリー税」を支払う制度の間隙をついた手法であり、ドジャースはこの手法を利用し有力選手を次々と獲得。2024年ワールドシリーズ・チャンピオンという実績や大谷翔平、ベッツ、フリーマンなどの超スター選手の名前を利用することで有望選手獲得に成功している。佐々木 朗希もホスティングされた当時は様々なチーム、条件を考慮すると言っていた割には、結局ドジャースと契約を結んだ。戦力均衡を目的としたルールをないがしろにするものだけに、批判されるのは当然と言えば当然だ。ただ将来支払わなければならない金額は10億ドル相当(約1,550億円)になっているのが現状だ。

因みに2024年オフシーズンに、大谷選手が記録したスポーツ史上最高契約額を更新した、メッツとフアン・ソトの契約は後払い契約条項を含まない15年間総額7億6500万ドル(約1,186億円)だった。

ドジャースのワールドシリーズ2連覇でMLBルールが変わる?

ドジャースがこのように有力選手を獲得するのを見て世界中の野球ファンは、野球というスポーツを台無しにしている、サラリーキャップの無い大市場のチームという立場を利用しているとドジャースを批判しています。アメリカで野球より人気があるNFLとNBAは各チームが毎年支払えるサラリーキャップを設定している。

このオフシーズンにサンフランシスコ・ジャイアンツと契約したジャスティン・バーランダー投手の弟でありMLBアナリストでもある、ベン・バーランダーがXに、ドジャースは選手全員を獲得している。サラリーキャップを求めよう!カンザスシティー・チーフスはサラリーキャップがあるにもかかわらず、3年連続スーパーボウルに勝ち進んでいる、という趣旨のコメントを投稿した。

2025年ワールドシリーズをドジャースが2連覇すれば、MLBでもサラリーキャップか後払い契約かどちらかが設定されるかもしれない。いや設定されるべきである。