カブスファンを虜にする今永昇太投手
2024年1月、シカゴ・カブスと4年5300万ドルで契約を交わした今永投手。日本人選手としては稀に英語で”Hey Chicago! What do you C? Cubs gotta win today. I’m very happy to be here and be a Cub. I’m very excited to pitch at Wrigley Field. I’m looking forward to meeting fans and teammates. Go Cubs Go!”と挨拶し、カブスファンの心を掴んで始まった今季。メジャー1年目から規定投球回に到達し、15勝3敗、防御率2.91、174奪三振とチームのエースとして活躍した。先発ルーキーの中ではパイレーツのポール・スキーンズ投手に次ぐ好成績を記録した。
MLBネットワークのIntentional Talkというトークショーに出演した今永投手は、三人のホストからの質問にユーモアを交え応答。番組の最後には、恒例の質問として「皆が知らない秘密は?」と聞かれ、今永投手は、「僕はチャーハンを作るのが得意で、カブスの球場のキッチンに自分で買った食材、調味料を持ち込みチャーハンを作って食べているところにカイル・ヘンドリックスが入って来て。彼が『自分は10年以上ここにいるけど、そこで料理をしている選手をみるのは君が初めてだよ』」と言われたと返答。ホストの皆は大爆笑。
さらに、「来年、日本でのドジャースvsカブス戦があるが、どれくらいの警備が必要になると思うか?」と質問に対して、今永選手は「いや、大谷選手、山本選手、鈴木選手は素晴らしい選手、日本でスパースターなので厳重な警備が必要になると思います。自分は体格のいい通訳のエドウィンで十分です」と返答。またまたホストの皆は大爆笑。
大谷翔平選手、山本由伸選手ほど注目を浴びた感じはしなかったが、MLB球界では今永選手は面白い人という印象が広がっているようだ。